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音色を考える(2)
のりくんです、こんばんは。

さて、昨日の続きです。

「そもそもサックスはソプラノとバリトンで音の傾向が違うじゃないか!それが統一されることなんて有り得ない!」

という方もいらっしゃるようなのですが、
確かに統一が難しい傾向はあるものの、無理だとは私は思っていません

前回も書いたように、私は音色は発音が大きな要因になって形作られていると考えています。

もう一つにはブラスアンサンブルにも確かに音色の統一感は存在しますが、トランペットとチューバが同じ音色で鳴っているとは誰も思っていないのではないでしょうか。

では、同じ発音を心がければ音色は統一されるはず…

なのですが、単純にそうもいかないようです。
それは、同じ発音をしても、そもそも管の長さが違う、
マウスピースやリードの大きさが違うといった要因がそれに重なってくるからです。

ここで一つ考えなければならないのは、一般的にサクソフォーンよりも音色が統一しやすいとされている、クラリネット
クラリネットにはEsクラリネットからコントラバスクラリネットまで様々な音域の楽器が存在しますが、何故サクソフォーンに比べて音色の統一感が得られやすいといわれるのか…。

私は音響学や楽器工学をまったく学んだことがないので、想像で書くのですが、
クラリネットは基本的に円筒管、サクソフォーンは基本的に円錐管というのが大きな原因ではないかと思っています。
クラリネットでは、円筒管であるため、単純に考えると同じ太さの管を切り詰めていけば、高音楽器が出来上がるわけです。
実際には低音楽器になるほど太いボアを使用しているのですが、円筒間である以上、短くなっても楽器の特性は変わりにくいのではないのかと思います。(勿論、音程やその他様々な要因で吹奏感はかなり違うはずですが…。)

ところがサクソフォーンは円錐管です。この円錐管であることによって、サクソフォーン独特の音色が得られているわけですが、音響学に基づいて管の下のほうを広げるというまさに計算作業の上にサクソフォーンの形状は成り立っています。
ところが、テーパーの角度を考えてみると、単純に短い楽器ほど、計算上ではどの楽器でも下の方が広がっているものの、相対的には広がりが少なくなっています。つまり、短い楽器ほど、円筒管との差が少なくなっているはずです。

この円錐管というものがおそらく音色の変化に大きな影響を与えているのではないかと考えます。

ただし、それぞれのサクソフォーンの音色をオシロスコープなどを使って音響的に分析してみると、高音部、低音部は確かにその隣り合う高さの楽器の部分と似たような波形を作り出しているようです。(ソプラノの低音とアルトの中高音など)

これらのことをよく考えて見ると、やはり音色の変化は、楽器の個体差や楽器の高低の違いというよりも奏法による影響の方が大きいと思われます。

また、サクソフォーンの特徴として、倍音を豊かに含んでいるということが上げられます。
実は、この倍音というものが曲者で、勿論、一番鳴っているのは聞こえている音程の倍音のはずなのですが、その他の倍音の成分がどのぐらいどういった形でなっているかは、楽器の各音や、それぞれの奏者によってかなり違いが有るようなのです。

一般的に倍音成分を多く含む音は、聞いた感覚では太くて柔らかい音と表現されることが多いようです。
倍音を多く含むということは、他の音と共鳴しあう部分も多く出来るということなので、この部分が重要なポイントになります。
円筒管のクラリネットやフルートは、サクソフォーンに比べ倍音が限定的というか、誰が吹いても同じ倍音成分がなりやすいのではないかと私は考えています。

もう一つ、これも奏法の問題といえるのかも知れませんが、よく音程の幅のある音、ない音ということが言われることがあります。ソプラノなどは、管が短いがゆえに、音程が上につく(正しい音程の中でも高めの成分が耳につく)と言った現象が見られることが多いのではないかと思います。
つまり、息の入れ方に問題がおきやすいということになるのかもしれません。

ということで、倍音を沢山含んだ、音程の幅のある音を作り出し、発音等の奏法を整えると、かなりの部分で音色の統一感は作り出せるのではないかと思っています。
ただし、クラリネットや、フルートと同じ感覚の音色の統一化どうかは、なんともいえません。同じ感覚で、音色が統一されているかどうかという判断はなかなか出来ないのかも知れません。

しかし、逆にポイントを変えて聞いてみるとクラリネットでもフルートでも、サクソフォーンでも、金管楽器でも同じ土俵で音色の統一感を語ることが出来るのかも知れないと思っています。



以上、音色がなかなか他の人とは溶け合わないといわれ続けている私のたわごとでした。<(_ _)>
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