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うっちーがゆく!〜メガマーツ誕生秘話〜(16)
よめじろーからの情報で知ったのですが、どうやらダッパーの音源がついに世の中に出てしまったもよう…8月26日の記事にも書きましたが、作編曲家の渡部哲哉さんの依頼により、渡部さんの編曲した楽譜を我々ダッパーが演奏、録音した音源を提出したのです。

で、その音源の内の2曲が、楽譜の出版社のサイトで試聴用として採用されちゃったようです。

FLY ME TO THE MOON(Sax.5重奏)

STRANGER IN PARADISE(Sax.5重奏)

渡部さんは本当にこんな演奏で良かったのでしょうか。渡部さんの、この勇気ある行動に惜しみない拍手を送りたいと思いますが、同時に、せっかくのこの素晴らしい編曲が我々の演奏で台無しになってしまっているのでは無いかと本気で心配です。

みなさん、演奏音源は結構アレですが、編曲は本当に素晴らしいものですので、是非入手して演奏してみて欲しいです。

…それにしても凄い恥ずかしいんですけど。
こ、これが噂に聞く羞恥プレイ?

きんじですよ、こんばんは。

明日からアクセス数が激減したら本気で凹みそうです…。

--------*--------*--------*--------*--------

アンコール曲「ネバーエンディングストーリー」を演奏し終えた途端、場内からは惜しみない拍手の音が鳴り響いた。鳴り止まない賞賛の音を聞きながら団員達はみな、もっともっと演奏したい、少しでも長くこの幸福感に包まれていたいと本気で思っていた。

「乾杯〜〜っ!!!」

お客様が帰り、ホールの片づけを全て終わらせた団員達は、市内某宴会場にて打ち上げ会を行っていた。お互いに苦労を分かち合った仲間同士で美味しい料理を食べ、美味しいお酒飲んで大騒ぎをする…これもまた団員達の楽しみの一つである。

「うっちー君よくやったな!」
「うっちーでかした!」
「うっちーさん素晴らしかったですよー」
「おめでとーうっちー!」
「うっちーてめーこのやろー♪」
「うっちー君!」

うっちーのソロの成功を余程団員達はうれしかったのだろう、うっちーの元へお酒を注ぎに来る団員は後を絶たず、うっちーは自分の席にから一歩も動くことは許されなかった。
うっちーは何が何だから判らなくなってきてはいるものの、めまぐるしい今日一日を頑張りぬいた自分に対して何やら誇らしい気持ちになっていた。
頑張ってよかった…うっちーは心の底からそう思った。


一方、宴会場の騒ぎから1人抜けて、宴会場の側にある非常口の外に指揮者は出ていた。ここは繁華街の真ん中のため、けしていい空気とは言えなかったが、それでも少し飲み過ぎて熱を持った頬にあたる夜風が心地よかった。

「ふぅ……」

タバコを吸いながら、「やれやれ」と言った感じの溜息と一緒に今吸ったタバコの煙を吐き出した。吐き出されたタバコの煙はすぐに夜風と共に消えていった。

「こちらでしたか。」

ふいにかけられた女性の声に振り返ると、パートリーダーが立っていた。

「やぁ、パートリーダーさん。今日はお疲れでした。君も抜けてきたの?」

パートリーダーは指揮者の傍らへ歩いていき、指揮者の方は向かず、夜景を見ながら返事をした。

「お疲れ様です。抜けたって言うより、先生が宴会場を出られるのが見えたものですから。」
「あれ、もしかして私に御用?」
「はい…」

「…」

少しの間、
どこからか聞こえてくるカラオケの音や、絶え間なく聞こえてくる車の走る音やクラクションの音をぼんやりと聞きながら、2人は黙って夜景を見ていた。

「先生、今日のうっちー君のソロ…」
「…うん」
「うっちー君は半拍近く出るのが遅くなりましたよね。」
「そうだったかな?」
「そうですよ。…でも先生は指揮棒の動きを意図的に遅くして、うっちー君のソロと帳尻を合わせてくれた…。」
「あはは。やっぱりばれてましたか。」
「先生…」

パートリーダーは指揮者の顔を見た。

「うっちー君が私の指揮棒より遅れてくれたから助かりました。遅くする分には調整が楽でしたから。お客さん達は単に『タメ』を作ったようにしか聞こえなかったでしょうね。あ、でもこれは私の功績じゃありませんよ。事前に全く打ち合わせなしにやりましたが、それでも団員のみんなが全く迷う事なく私の指揮に従ってくれた。みんなのおかげです。」
「…」
「皆さんが『何が起こっても動揺せずに冷静に』判断してくれたから、うっちー君の奇跡は起こったのでしょうね。」
「ほんとに…みんなで作り上げた奇跡ですね。」
「パートリーダーさん。うっちー君は本当によく頑張ってくれました。楽器を持って間もない人があそこまで堂々とソロを吹くなんて誰も想像していませんでした。」
「はい。」
「彼の様な人と出会えるから、音楽はやめられない。そう思います。」
「はい……本当にそうですね。」
「あ、でもこの事はうっちー君には内緒ですよ。またあのゾンビみたいなのに戻られたらやっかいですから。」

2人は、本当に楽しそうに笑った。



いつの間にかうっちーは酔いつぶれて壁にもたれて寝てしまっていた。
普段は滅多に酔いつぶれる事の無いうっちーでは有ったが、今日は自分の限界以上の事を成し遂げたからだろう、みんなに進められるままに飲んだお酒のせいで心地よい眠りに落ちてしまった。

団員達は誰も彼を無理に起こそうとはしなかった。

幸せそうに眠るうっちーの両頬には黒マジックでこう落書きされていた。

『日本一のソロ男』

筆跡は間違いなくお嬢のものだった。


(「吹奏楽編」完。さらに続くっ!!)

P.S.
明日は第5回ラージアンサンブル練習日ですので、そのレポートを行います。お楽しみに♪

| うっちーがゆく! | 05:22 | comments(8) | trackbacks(0) |
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| - | 05:22 | - | - |
05:22って・・・お父さん何やってるんですか・・・。
「吹奏楽編」完って、この後あーんなエピソードやこーんなエピソードも出てくるわけですね?
メガマーツが結成される頃には年が変わってかもしれませんねー。お体をご自愛くださいませ。
m(_ _)m
| うっ | 2007/09/09 8:14 AM |
早速拝聴させていただきまして、早速ポチッとやらせていただきました。
素晴らしい演奏ですね!
「フライミー…」のほうは、ちょいとうちらのセンスじゃどうしようもない気がしましたので「ストレンジャー…」の一曲だけですけど。

まだ沢山出る予定なんでしょうか??

| イカサマ | 2007/09/09 5:00 PM |
うるうる・・・・
カンゲキ。
で、まだ続編があるのね。楽しみっ
| かしぽん | 2007/09/09 7:06 PM |
うっさん>
いやー面目ない。文章推敲してたら、ついうっかりPCの前で寝落ちしてました。(笑)
この物語、年越すかもしれませんね。でもずっと長く書いていたい気もします。

イカサマさん>
ありがとうございます。でも、全曲じゃなくて曲の一部だけのアップになっていた理由を推して知るべきでしょう。(笑)
一応、録音は7曲しました。
今後残り楽譜が出版される毎に公開されるのではないかなと思います。

かしぽんさん>
はい。まだ続きます。お楽しみ〜♪
| きんじ | 2007/09/10 5:06 PM |
次は何編なんでしょ?!(^.^)
| 京青 | 2007/09/13 2:35 PM |
京青さん>
それはお楽しみって事で(^-^)v
まぁ、うっちー君の中の人に聞けば一発なんですが。(笑)
| きんじ | 2007/09/14 12:27 AM |
浜松で話題のBlog、ようやく読み始めました。
登場人物の一人です。

当時を思い出し、よく我慢したな〜と…懐かしさでいっぱいです。
うっちーを生かすも殺すも私次第。
入団から3ヶ月後の舞台に乗せる!と宣言したのは、結婚に次ぐ大博打だったかもしれません。

鉄は熱いうちに打て!
人前で吹いてみなきゃ上手くならない!
一度拍手をもらえば病み付きになって続くはず!

社会人デビューでも、続く人が増えてほしいですね。

今さらですが、続きもボチボチ読んでいきます。
| まぁ | 2009/09/16 1:18 AM |
ま…まさかのパートリーダーご本人様でしょうか。
あわわわわ…
す、すんません。お会いした事はおろかお名前も
存じ上げない方をこんな風に登場させてしまって…

ほんと、当時の事をさも武勇伝のように語る
うっちー君を見ては軽く〆ちゃいたい衝動にかられ
ながらも、彼があんな風に音楽大好きになったのも、
あんな綺麗な嫁さんをゲットできたのも、

全部全部パートリーダー様のお陰だと思うと、
いや、運命ってのは凄いなーと思わずに居られません。

いつか機会があったら、直接お会いしたいですね。
そん時はまずは土下座から入りますから。w
| きんじ | 2009/09/16 1:27 AM |









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